名前の由来

バリアントール(Variantor)

英語、ドイツ語、フィンランド語、日本語で意味が込められています。

色彩(vari,フィンランド語)豊かな社会の中で、多様性(variety,英語)ある色覚の人々が、安心して暮らせる社会を作るため、カラーユニバーサルデザインの門(tor,ドイツ語)を開きたい。バリアを取る(日本語)、バリアントール。そんな願いを込めて名付けました。

※色弱模擬フィルタは、様々な経歴を持った人が集まって作り上げました。とくに、外国とのつながりが深く、なかでもアメリカ、イギリス、ドイツ、フィンランドにゆかりがあることから、これらの国の言葉を組合わせました。

Dichromatic Spectacles

海外でバリアントールは、Variantor -Dichromatic Spectacles-の名称で販売されています。副題-Dichromatic Spectacles-の名付け親は?

2007年夏、英国ケンブリッジ大学のJ.D.Mollon教授を、フィルタ設計者の中内教授とともに訪問しました。バリアントールのことは製品になる前からご存知で、改めてこのフィルタが出来たことを喜んでくださいました。しかしVariantorという名前については、英語圏では意味がわかりにくいので、もっと具体的な名前を付けては?とのコメントを頂きました。そこで良い名前をつけて頂けないかお願いをし、帰国の途についたのです。数日後、こんな名前はどうだろう、とEメールが送られてきました。複数候補の中のひとつがこの、Dichromatic Spectacles(二色型メガネ)でした。二色覚を模擬する本製品を一言で説明するわかりやすい名前です。頂いた名前を、すでに海外でも知られつつあったVariantorと組み合わせ、Variantor -Dichromatic Spectacles-として海外販売することになったのです。


パンケーキ(pancake)

ルーペ型の色弱模擬フィルタ「バリアントールパンケーキ」。その名前の由来は。

カメラレンズ用語で、レンズの外径に比べて長さが短い、薄い形状をしているレンズのことを、通称パンケーキレンズと呼びます。バリアントールパンケーキは、パンケーキレンズのように薄いこと、そして手のひらに載せるとあたかもパンケーキ(ホットケーキ)のように見えることから名付けられました。
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