同意事項
以下の内容を十分に理解し、同意した上で本製品をご使用下さい。
- 本製品を使用すると、色覚特性検査（旧名称：色覚異常検査）に準ずる効果があります。そのため、使用者本人において色弱であることが、使用者本人に自覚される可能性があります。自分の色覚特性（自分が色弱であるかどうか）が自分自身に判明しても差し支えない方のみご使用ください。
※何故色覚特性が自分自身にわかってしまうか？
- ある使用者が本製品を使用時の色の見えを他者に説明することにより、その他者においても使用者が色弱であるかどうかが判ってしまう可能性があります。見えの結果を他者に報告する場合には，その話を聞いた他者が自分の色覚特性を知ってしまうことを自分の責任で了解した上で、報告してください。
※何故色覚特性が他人にわかってしまうのか？
- 未成年者が使用する場合は、保護者の同意を得た上で使用して下さい。
※何故未成年者には保護者の同意が必要となるのか？
以下の内容をよくお読みになり、充分ご理解の上、お使い下さい。
製品について
- 本製品を一般色覚者が装着すると「色弱者の色判別の不自由さ」が体験できます。つまり、色の見分けにくさ（どの色とどの色が見分けにくいか）を模擬します。色の見え方（何色に見えているか）を再現するものではありません。 ※「複合型と個別型について」も参考にして下さい
- 「バリアントール」および「バリアントールパンケーキ」は、Ｐ型強度（１型２色覚、旧名称：第１色覚異常）とＤ型強度（２型２色覚、旧名称：第２色覚異常）の両者に見分けにくい配色を、一度に検出できるように設計しています。つまり、Ｐ型強度の方のほうがＤ型強度の方より見分けにくい配色の場合は、Ｐ型強度の見分けにくさが体験できます。逆もまた同じです。このことから、色弱者よりも、本製品を装着した一般色覚者のほうが、色の見分けにくさは強くなります。
「バリアントールP・D」および「バリアントールパンケーキP・D」は、それぞれＰ型強度（１型２色覚、旧名称：第１色覚異常）とＤ型強度（２型２色覚、旧名称：第２色覚異常）の見分けにくい配色を、個別に検出できるように設計しています。2種類を交互に使用することによって、Ｐ型強度の方ではなんとか見分けることが出来るが、Ｄ型強度の方ではより見分けにくい配色やその逆の配色が体験出来ます。 ※「複合型と個別型について」も参考にして下さい
- 本製品は、Ｐ型強度とＤ型強度の色の見分けにくさの再現を開発対象としており、全ての色覚タイプ・全ての混同する配色を再現するものではありません。 ※「複合型と個別型について」も参考にして下さい
- 本製品は印刷物や看板など反射物体の観察を想定して設計しています。CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、発光ダイオード（LED）などの発光物体の場合、正しい効果が得られないことがあります。
※ディスプレイやLEDなど発光物体に対する効果について詳細はこちら
- 本製品は、色弱の方が使用する「色の見分けを補助するフィルタ」ではありません。また、色弱の方の色覚特性に対して改善的効果などの影響を与えるものでもありません。
使用環境について
- 十分に明るい屋外、一般的なオフィスや家庭の室内照度の環境でご利用ください。十分な明るさが得られない環境では正しい効果が得られないことがあります。
- 使用中、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。特に一般色覚者がこれを使用して車の運転等を実施した場合、長年の経験でカバーできている色弱者と比べてはるかに信号や標識を認識しにくくなるため、大変危険です。 ※車の運転とカラーユニバーサルデザイン
使用方法（メガネ型）
- 視力矯正用メガネの上からかけることができるオーバーグラスタイプです。
- 本体が顔面にフィットし、周囲から光が入らないよう、鼻パッド、つる、ゴムバンドを調節してください。
- フィルタの中央部を通して対象物をご覧下さい。フィルタ周辺部でご覧になると、正しい効果が得られないことがあります。
- フィルタをかたむけてご使用にならないで下さい。
使用方法（ルーペ型）
- ルーペを目に近付けてご覧ください。目から離すと光が反射して大変見にくくなると同時に正しい効果が得られないことがあります。
- ルーペは、視線に対して直角に目にあててください。かたむけて使用すると正しい効果が得られないことがあります。
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